- Published on
アメリカの学部を卒業した日本人学生はどういう分野に進んでいるのか。グルーバンクロフト基金生の進路を振り返ってみるとまさに時代を反映していると思う。まず戦後間もない時期は帰国して日本の大学院へ進み日本の大企業へ、あるいはアメリカの大学院に進み大学で研究・教職のキャリアという時代があった。その後国連などの国際機関へのキャリアが加わった。1980年代以降は金融(投資銀行)が増えた。この10年ぐらいはどうかと言うと、テクノロジー関連企業(25%)米系の経営コンサルテイング会社(20%)が目立っている。大学院進学も多い。40%が学部卒業すぐ、あるいは数年の実務経験を経て大学院(主に米国)に進んでいる。(グルーバンクロフト基金の公表データ)
最初の2-3年間世の中のことを知るために就職し、その後より専門的な分野の勉強をと考えている学生も多い。2-3年間にどういう仕事を経験できるかということを理由に、米系の著名なコンサル企業をめざしている。ある意味で大学院を選ぶような意識だ。志望大学院を受験する際に有利になる著名企業に入っておこうということもあるだろう。またアメリカで就職をめざす学生にとってはビザ取得の理由からCSを専攻しエンジニアとして就職活動することが一番現実的な手段である。以下の表は就労ビザ申請件数の企業別ランクでCognizant Technology Solutions社は1年で28,000件もの申請を行っている。
最初の2-3年間世の中のことを知るために就職し、その後より専門的な分野の勉強をと考えている学生も多い。2-3年間にどういう仕事を経験できるかということを理由に、米系の著名なコンサル企業をめざしている。ある意味で大学院を選ぶような意識だ。志望大学院を受験する際に有利になる著名企業に入っておこうということもあるだろう。またアメリカで就職をめざす学生にとってはビザ取得の理由からCSを専攻しエンジニアとして就職活動することが一番現実的な手段である。以下の表は就労ビザ申請件数の企業別ランクでCognizant Technology Solutions社は1年で28,000件もの申請を行っている。
- Published on
ある関西の創業者のアシスタントとして仕事をする機会があった。かばん持ちであり、運転手であり、秘書であり、通訳であった。その人の関西弁は、すべて明快でロジカルで本当に通訳しやすかった。(あいまいな日本語は通訳してもあいまいになってしまう)口は悪かったが行動ははやく戦略的だった。本当に勉強になった。こうしたオーナー企業の経営者はカリスマ性があり、大きなビジョンをもっているので、ぜひインターンシップでも就職でも挑戦してほしい。大企業では長くいても経験できないことが得られる。逆に海外の企業が日本に進出するチームに加わるなどは貴重な体験である。つまりすべて細分化された大企業より、常に新しいことに挑戦できる環境を選んでほしい。
- Published on
振り返ってみると20-30歳代の時、どういうわけか20歳ぐらい年上の人とつるんでいることが多かった。かばん持ちの人もそうだった。何か同年代にない新鮮さがあった。めちゃめちゃおごってくれるし。そういう人が次々に引退していく。今度は1世代若い人たちとつるむのが新鮮となった。老いては子に従えとあるがまさに新しい発見だらけ。今度はめちゃくちゃおごる立場になった。頑固おやじになっては相手にされなくなる。新しいテクノロジーにも挑戦する。若さを維持する秘訣でもある。
世代が違う相手、国籍、人種、宗教、文化、性別、習慣の違う人と話すと本当に得ることばかり。仕事の上でも業界を超えたつきあいをしないといけないと思う。不動産の世界にいると、どうしても同じ考え方の人ばかりになる。以前不動産を通して提供していたことがネットで出来てしまうのだから。
昨年は大統領選挙もあり、親子の間で政治、人権など結構真面目な話をした。選挙結果はご存じの通りだが、いずれにしても候補者は70代。どちらが選ばれても20代の世代感覚からすると不満ばかりである。
世代が違う相手、国籍、人種、宗教、文化、性別、習慣の違う人と話すと本当に得ることばかり。仕事の上でも業界を超えたつきあいをしないといけないと思う。不動産の世界にいると、どうしても同じ考え方の人ばかりになる。以前不動産を通して提供していたことがネットで出来てしまうのだから。
昨年は大統領選挙もあり、親子の間で政治、人権など結構真面目な話をした。選挙結果はご存じの通りだが、いずれにしても候補者は70代。どちらが選ばれても20代の世代感覚からすると不満ばかりである。
- Published on
ボストンキャリアフォーラムは過去30年に渡り毎年5000人の学生、200社の企業が集まるジョブフェアである。在米の多くの学生も参加している。私も採用側で参加したことがある。でも考えてほしい。視野を広げるためにアメリカの大学に進学したのに、(たった)200社の中から自分の進路を選ぶことはもったいない。ろくな就活体験もないのに偉そうなことを言える立場にはないが、進路に関する視野を広げてほしいと願っている。出展コストなどの理由で、このイベントに出展する企業は本当に限られている。他にも魅力的な企業が数多く存在し、経営者は常にいい人材を求めている。いかにそういう企業に巡り合うか、それはネット情報ではなく、ネットワーキングだと思う。(続く)
- Published on
近年アメリカに住んでいて感じることは、日本発の情報が圧倒的に減っていること。発信はされても取り上げられないのかもしれないが、世界が求める情報をもっと発信する努力を行わないと。海外からの情報は日本で時差なく広まるが、その逆が不足している。情報に関しては明らかに輸入超過である。勿論英語の情報で海外の読者・視聴者に分かるような説明が必要だ。ネットフリックスのおかげで日本のコンテンツが海外でも反響を生むことは証明されている。これだけPodcastが普及しているのに、英語で聞ける日本のコンテンツが少ない。世界の方が日本の市場よりもはるかに大きい。アート、映画、文学、音楽、食材、教育など今までの国内産業はどんどん世界にいってほしい。そこには海外経験のある日本人の活躍の場があると思う。ハードの輸出は日本のお家芸のはずである。ハード以外の分野でも活かして欲しい。そのためには帰国子女、海外留学組は貴重な戦力だ。English (Chinese, Spanish, French) is our future.
- Published on
- Published on
少し真面目な話。外交官になりたいと思っていた。縁あってシカゴ総領事と知り合いとなり、夏のアルバイトを申し込んだ(今でいうインターンシップ)。シカゴで生活できることは楽しかった。電車に乗って通勤するのはわくわくした。受付役、運転手、ビザ発行係、駐在家族のベビーシッター、ゴルフコンペの幹事、学校訪問でのプレゼンテーション。正直なところ、仕事内容や環境は面白くなかった。それがきっかけで外交官になる気持ちがなくなった。そういう発見があったことは貴重な経験だった。