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大学訪問すると、その大学の伝統・歴史を感じる。大学は生き物で何度か訪問すると進化している。外観、つまりキャンパスはハード。でもそこには学生、先生の人生が刻み込まれている。大学というインフラはつまりOSであり、その上に各自がアプリを作る。どういうアプリを作るのかは個人次第。大学という組織はそれをじっと見守る。在学中にできた習慣は卒業後も当然継続される。つまり卒業後もスマホのアプリは手元に残る。スマホのOSは3つぐらいしかないが、大学というOSはアメリカだけでも4000はある。アプリの数は何百万。どのOSを選ぶかは大事だけど、値段や運にも作用される。だけどOSを選んだあとはどういうアプリを載せるかということは全て自分で決められる。自分で作ることも出来る。どういうアプリを選ぶか、積極的に慎重に。就職もアプリ。結婚もアプリ。皆さんウイルスに注意。
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3年ぶりにあって見違えった学生、変わってない学生。面接がうまくいかず顔が引きつってる学生、社会人となって採用側で来ている元学生、ボスキャリに関心がなくても遊びに来ている学生、コンサル2年生で自信たっぷりの24歳、ネクタイを結べない学生。内定もらって余裕の学生。いずれにしてもマスクなしで人が集まれるようになって本当によかった。気が付いたことをいくつか。
1)初めて会った人とも、すぐに会話が出来る人ーこれは大切なスキルだと思う。正に面接では、そして人生ではそれが生きる。印象に残る自己紹介。これ考えた方がいい。
2)対外試合の勧め。会場に来ると独特の雰囲気がある。それはスポーツの試合会場に似てる。普段と違う環境で自分のプレーができる、そのためには試合経験が必要。面接も練習が必要。ホームゲームだけでなく、アウエーゲームも。慣れた部屋でズームするだけでは試合経験にはならないと思う。
3)悩みはシェアすべき。ボストンに来るまでの大学キャンパスで学生グループと食事をしながら、各自の悩み相談をグループで行った。お金、進学、勉強、部活、そこで色々な意見交換した。先輩は答えを持っている。Ask, you shall receive.
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大学には卒業生を対象にした表彰制度がある。Honorary degree、Alumni Achievement award、Alumni Service awardとか。また大学運営に参加したり意見するためのTrustee、Alumni Council組織、世界各地には卒業生の交流を深めるための卒業生クラブも存在する。そういう草の根活動が寄付や学生募集につながる。大学によっては卒業生との連絡を密にするために、在学中に使っていた学校名の入ったメールアドレスを使用できるようにするところもある。その表彰の一環で、Athletic Hall of Fameのメンバーに選出された。もう40年も前のことだけど、当時のチームメートにノミネートされて、学長も参加するセレモニーがあり、楽しい思い出が出来た。当時とはずいぶん環境が変わっているけれども、大学時代の思い出は宝物だ。​そんな思い出をいくつか受賞スピーチで紹介した。
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今年3回目の帰国を終えた。今週からいよいよ日本が「開国」し海外からの訪問者が急増する。そこでそうしたゲストとの会話で避けたほうがいい会話を伝えたい。"When did you arrive in Japan?" "How long are you going to stay?" "When are you going home?" 今回もそういう問いかけを何度も聞いた。その度に「またか」という気持ちになる。用件とはまったく関係のない無意味な会話だし、そういう話をしかけることが、相手の気持ちを理解していない証拠であり、この会話がいかに疲れている訪問者をさらに疲れさせるか。その人は海外旅行の経験者ではないという証明となる。スケジュールを組んで毎日分刻みで人にあっているので、同じ話をするのはくたびれる。大勢の人と会うのだから、何か違う話題を持ち掛けないといい印象はつくれない。他の人と違う話題をぜひ考えてほしい。
そういう気配りこそ真の「お も て な し」だと思う。


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新しい環境に身をおいたり、新しい経験をすることをOpening New doorsという表現があるが、すごくしっくりする。今までどんなドアを開けてきただろう。1)アメリカでの生活、2)Fraterni文化、3)サッカー部、4)ビジネススクール、5)アメリカでの就職、6)恋愛、結婚、7)リストラ、8)転職、9)自宅購入、10)Parenthood、11)独立、12)病気、などなど。これからいくつのドアに巡り合えるだろう。最近では子供達から紹介されるドアが多い気がする。ドアの開け方も経験が必要な気がする。そもそもドアが目の前にあっても気が付かないこともある。あかないこともある。でもドアは一つではない、裏口もある。複数のドアがある時どちらを選ぶのか。最近のルールは若者がいる方を選ぶ。年寄りがいない方が楽しいから。昔はその逆だった気がする。
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​今年も多くの卒業生が共通の悩みを抱えている。優秀な成績で卒業したが、進路が定まらない。話を聞いても考えが不明確。OPTを探しているが時間のプレッシャーがある。アメリカに残ることが最優先で、仕事選択に無理がありいい結果に結びついていない。既に就職・進学している友人をみて焦る。円安で焦る。話を聞いて、人を紹介しても、行動が伴わない。4年間たっぷりと色々な授業をとって、それぞれ関心が生まれ、何を選びたいのか混乱したまま卒業してしまった。アメリカの大学に来て、視野を広めることはすごくいいけれど、逆に迷走している人が目につく。そういう時こそ先輩と話すべきだと思う。これとこれはつながるよ、とかを気つかせてくれる。成績がよかったSTEM分野で進学するとは言っても、そこまで関心があるのか判らない。それより音楽やスポーツかもしれない。音楽を趣味として物理の分野にいくのか、アートの仕事に行くのか。ダブルメジャーが多い最近の共通の悩みだ。

4年間の大学生活をその後にいかすためにも、ぜひ卒業後のことを早くから考えてほしい。大勢の先輩が同じ悩みをかかえていた。ぜひ話をしてほしい。そのためにも長い夏休みがあるのだから。
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子供連れで日本観光した。東京・京都で感じたことは1)新しいホテルが増えた、2)円安による割安感、3)ネットアプリを通じた英語情報の充実、そして4)日本に来たがっている海外観光客の関心度。日本訪問でストレスになる言葉・宿泊・食事・移動・支払い、たばこの煙、すべてで受け入れの環境は格段に充実している。大学の友人も退職して日本に来たがっている。そういう連中の相手をしてみようかという気持ちになってきた。Uber、Airbなどが普及していないのは残念だが、安全性は問題ない。蒸し暑さは改善されていないが、時期をはずせばいい。2週間の滞在で円安はさらに進んだ。100円ショップは71セントショップになった。これから徐々に海外からの友人の相手をする機会が増えると思う。食材の説明はまだまだ面倒だがネットが助けてくれる。以前は心配で日本食を食べれなかった人は食後にマクドナルドに連れて行くという解決策があった。
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2年ぶりの帰国、1週間の滞在で80人ぐらいの人たちと面談した。夜は恵比寿・新宿・渋谷・新宿・渋谷・新宿。あらためてアイスブレークの重要さを感じた。移動や約束の手間はあるけれど、会って飲んで、食べて、語って得られることはPriceless。アイスブレークの方法は、過去一番はずかしかったこと、失敗ストーリーの交換。とても活字にできないことばかりだけれど。2年間で随分変わっている人もいた。またこれからアメリカに渡って変わるだろうという人もいた。今回の面談で多くの人からインプットをもらった。その情報はすでに無意識ハードデスクに蓄積された。多分これから、色々な処でつながってくるだろう。新しい言葉も教えてもらった。「出国子女」=海外で教育を受けた日本人が帰国し、社会の色々な差別に幻滅して、海外に出ていくという。振り返ってみれば私もその一人だった。今出国するのは9割が女性とか。(写真は、今回一番感動した風景。夕方の富士山@逗子。150年前にこのあたりに黒船が来た。今はここに何が来ているのだろう。)
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"The best mentor is someone who went through what you are dealing with 1-2 years ago." (John Lee Dumas)最適のメンターの定義をこう表現した人がいる。なるほど。今直面する課題を1-2年前に体験した人がメンターとして一番適している、確かにそうだ。大先輩も頼りになるけど、環境があまりにも違う。でも去年、その課題にどうやって直面したか、という体験は新鮮だ。受験生は1年生、1年生は2年生の経験が一番頼りになる。詳細はこのPodcastへ。
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この2か月間家の改装が続いていて、毎日いろいろな業者が来る。責任者はロシア人で、床はウクライナ出身、水道はロシア、電気はシリア、大工はブルガリア、ペンキはメキシコ人。会話の内容は不明だが、大声で一日中話している。ロシア、ウクライナの話題なのだろう。それぞれの立場から色々教えてくれる。ウクライナで起きていること、ロシアの生活事情、彼らの意見ははっきり伝わってくる。世界中の事件が身近に感じるのは移民国アメリカ社会の特徴だろう。日本ではなかなか体験できない。日本は、というか足立家は、もっと正確にはうちの母親が保守的で、そもそも新しいことを嫌う傾向がある。今回の改装にしても、毎日の生活に影響があって面倒くさい。でも妻という異文化人間が熱心にことを進めた。台所が2か月使えなくても、リフォームされれば、それはそれでなかなかいいものだ。経験のないことはどうしても敬遠してしまう。でもそれがイノベーションへの壁なのかもしれない。異文化の人間が家族になる、社会の一員になることは日本のイノベーションにつながるだろう。アメリカ留学を経験した学生も前例のないことに挑戦するイノベーターになってほしい。