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これだけ大学を回っていてもなかなか到達できなかった大学についに1年半前にたどり着いた。何人かの卒業生と知り合いなのでいつかはと思っていた。ボンジョビの娘が在校していたのでコンサートがあったとか、その後退学したとか、いろいろ聞いていた。日本人が本当に少ない。今は2-3人だと思う。

リベラルアーツの大学の日本でのリクルーテイングは難しい。中国みたいな大国ではないので営業活動が限られる。オファーしても知名度・奨学金などで競争が激しい。こうした大学のアドミッションスタッフで海外担当者は大抵若手の独身者になる。海外出張が多いし、大学以外の職は限定されている。アドミッションスタッフのキャリアは当然転職が必要になるのだが、面白いものでリベラルアーツ大学を転々する人も多い。時々リベラルアーツから総合大学に移る人もいるが、リベラルアーツの良さをあれだけ熱論していた人がリサーチ大学の良さを営業するのは少し歯切れが悪い。

グルーバンクロフト基金はリベラルアーツ大学の卒業生が運営していることもあり、こうした大学の仲間として協力している。8校とは推薦枠関係がある。基金の受験生も既にリベラルアーツに関心が高いから効率がいい。長い目で見ると大学の知名度はやはり卒業生の活動によるところがあると思う。良くも悪くも当事者が一番よく知っているのだから。ある大学の先生はこう言っている。「アドミッションスタッフは営業(ウー)マンだ。彼らは現場を知らない。大学の良さを知ってるのは先生、卒業生、学生だ。」