- Published on
海外から新しくアメリカに入国する学生数が17%低下したという。特に大学院、短期留学で低下しているらしい。要因としては財政的な理由で大学院の募集人員が低下していること、ビザ取得が困難になっていること、就労ビザ取得が難しくなっていることなどが挙げられる。またこの期に優秀な学生(教授)を誘致しようと他の国が積極的になっていることもある。
では日本人にとっては、どういう影響があるのだろう。つきあいのある大学では、ビザの問題がない日本人をもっと確実に確保しようという動きがある。ビザの問題があるインド、中国、中東の学生は合格しても、入国できない確率が高い。それよりも確実に日本人を、ということ。(平均ビザ却下率は35%とか)勿論全体の留学生で日本人の占める割合は1%ほどなので大勢には影響しないだろう。
日本人の学生数は基本的に円ドルの為替の変動が大きな要因だった。1970年から1990年にかけて360円から130円に大きく円高になった時期には人数は7倍に増加した。現在は14000人が留学しているが、この数字は1984年と同じであり、当時為替は233円だったことを考えるとアメリカへの留学人気は定退している。
高いコストをかけてアメリカに留学する価値があるかどうか。もっと学費の安い国でもいいのではないか。このブログで何度も語っているように、留学は価値があると思う。個人のためにも、国のためにも。ただ円安の中、そのコストは高騰している。アメリカはその中でも一番高い国だ。ただし学費を全額払う必要はない。大学から、その他の団体から奨学金のチャンスがある。留学するとしないでは一般的に人生に大きな格差が生まれている。奨学金の価値はこらからますます上がっていく。(特にドルベースで受給できる奨学金はさらに)留学で生まれる格差は奨学金が決め手になり、もっと正確には、奨学金情報を持っているかいないかということではないか。